ライウォール工法の作業工程
ドライウォールに使用する材料

・ジュイントテープ
石膏ボードの継ぎ目、インサイドコーナー(入り隅)に張る。上で出来たテープ

・コーナービート
アウトサイドコーナー(出隅)に取り付ける。

・テーピングコンパウンド
ジョイントテープ、コーナービートを付ける下塗り様パテ

・トッピングコンパウンド
中塗り上塗りに使用する仕上げ様パテ


@ オートマチックテーパー(以下バズーカ)を使用し、ボードの継ぎ目インサイドコーナーにジョイントテープを張り付けます。テープを貼った後にテーピングナイフ(以下ヘラ)で余分なパテを取りながらしごいていきます。
※バズーカを仕様する事によって作業時間が大幅に短縮されます。

A アウトサイドコーナーにコーナービートを取り付けます。テーピングコンパウンドをコーナービートを付ける所に多めに塗り押しながらまっすぐに付けます。はみ出た余分なパテはヘラでしごき取ります。

B フラットフィニシャー(10インチ)を使用しジョイントテープを貼ったところに仕上げ用パテを塗ります。
※フラットフィニシャーとはボックスとも呼ばれその名の通り箱になっています。その中にパテを入れ上からフタを押すとパテが出てくるという仕組みになっています。

C ビス頭にヘラを使いトッピングコンパウンドを塗ります。
※ボード表面からビスが少しでも出ていたらドライバーで締め直してからパテをします。

D コーナービートの両側を平らになる様にトッピングコンパウンドを10インチのヘラを使い塗ります。

E パテが乾いたらパテの段差をなくすためにペーパーをします。
※季節や天気などの違いでパテの乾く時間が大きく変わります。冬などはヒーターなどで温めると早く乾きます。

F フラットフィニシャー(12インチ)を使用して仕上げのパテをします。

G ビス頭に2回目の仕上げパテをします。

H インサイドコーナー部分をコーナーフィニッシャーを使用して仕上げのパテをします。
※コーナーフィニシャーを使う事により両側の面を一度に仕上げる事が出来ます。

I アウトサイドコーナーに12インチのヘラを使い仕上げのパテをします。

J パテが乾いたらペーパーをかけます。
※これでパテ処理の作業は完了ですので、ペーパーをかけながら傷や小さい穴などパテ処理の不完全な所があったらその場で直していきます。

K ボード表面に付いたパテの粉を取り除きテクスチャーを吹き付けます。
※テクスチャーとは模様の事で、いろいろな模様を吹き付けたり出来ます。テクスチャーを吹かずに平滑に仕上げる場合もあります。

L テクスチャーが乾いたら水性ペンキをローラーで仕上げます。
※ローラーで塗装する場合出来るだけ塗り継ぎを作らない様に塗ると綺麗に仕上がります。
@天井テーピング
@壁テーピング
@入り隅テーピング
Aコーナービート @A完了
B天井、壁ボックス
Cビス頭処理 Dコーナービート廻り
BCD完了
Eペーパー掛け
F仕上げパテ
Gビス頭仕上げパテ Hコーナーフィニシャー
Iアウトサイドコーナー仕上げパテ FGHI完了
J天井ペーパー掛け J壁ペーパー掛け
Kテクスチャー吹き付け L塗装仕上げ
完了