ライウォールのメリット
ドライウォールを施工する事により建物にたくさんのメリットが生み出されます。


気密性の向上
家の中は床を除けば壁か天井は石膏ボードを張り仕上げていきます。そしてボードの継ぎ目か入り隅にテーピングをします。テーピングをする事により隙間が無くなり気密性がアップします。また、火災の時などに火の延焼を押さえる事が出来ます。そのほかに高い遮音性と断熱性が生まれます。
ドライウォール工法により建物の強度も強くなります。ボードをビス止めにしテーピングをする事により外壁回りはもちろん間仕切り壁にも強度が高まり、内壁全体が体力壁になってしまうのです。強度をます事により優れた耐震性が発揮されます。


石膏ボードの特性の一つとして上げられるのがボードが呼吸をすると言う事です。
呼吸をするという意味は湿度の調整が出来るという事です。しかし、ビニールクロスの場合だと表面にビニールを貼るのと同じことなどで湿気をすうという事が出来なくなり、ボードの持っている特性を生かすことが出来なくなり結露などの原因になると思います。

ペイント仕上げの場合だと、塗膜も呼吸をする特性があり、ボードと一体となりその特性もアップすると思います。外部用塗料やつやあり塗料など防水効果のある塗料だとその特性が無く、ドライウォールのペイント仕上げには適していないと思います。
また、塗料の吸い込みやムラ止めのために下塗りにシーラーかプライマーを塗ってしまうと、ボードと仕上げ塗料の間に膜を作ってしまいビニールクロスを張った場合と同じ状態になり、ボードの湿度調整は出来なくなると思います。

日本製のパテやテクスチャーで仕上げ様とするとシーラーを塗らないと塗料の吸い込みの違いから綺麗に仕上げる事が出来ないのです。でも、アメリカ製の材料を使うと綺麗に仕上がってしまうから不思議です。